
目次
マスタングとは?
アメリカ合衆国の有名車メーカーのフォード。GM、クライスラーと並ぶ「アメリカ自動車のビッグ3」のフォードが代表するスポーツカーが【マスタング(Mustang)】。アルファベット名称により「ムスタング」とも呼ぶ方も居ます。
名前の由来は、アメリカ大陸で野生化した馬からマスタングと呼び、エンブレムも走っている馬となっております。第二次世界大戦で活躍した線と王基のP-51マスタングにもイメージを重ねたとも言われております。

アメリカ大陸を走り抜ける馬
マスタングの出生は、家族向けの中型車としてのスタートし、1964年に初代が発売開始となりました。外観もスポーティであり低価格だった為、色んな層の方に認められ、フォードの大ヒットカーの一つとなり、アメ車の代表スポーツカーの一台として君臨しています。
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マスタングは「マッスルカー」や「ポニーカー」の先駆けであり、マスタングが大ヒットを産んだ後、
「シボレー・カマロ(詳細ページclick)」
「ダッチ・チャレンジャー(詳細ページclick)」
「ポンティアック・ファイアーバード」
などが産まれてきます。
※「ポニーカー」
2ドアクーペで、4~5名を乗車出来る車になります。名前の由来は、子供に本格的な乗馬を教える前に「練習として与えるポニー」になります。

初代マスタング
マスタングはカスタムベースとして人気が高いです。2014年の六代目が当時の販売価格が22,200ドルと車体価格も低価格であり、社外品パーツにも恵まれている為、人気が高いです。
22,200ドル×(114円/ドル)=2,530,000円
1970年に日本で販売となる「トヨタ・セリカ」にも、販売戦略と成功に関して、多大な影響を与えた車とも言われております。
マスタングの生い立ち
マスタングは、フォード社に限らずアメリカを代表する、1964年から現代まで、一度も途切れる事なくモデルチェンジを続けている唯一無二のスポーツカーとなっております。
・初代(1964年~1968年)
・二代目(1969年~1973年)
・三代目(1974年~1978年)
・四代目(1979年~1993年)
・五代目(1993年~2005年)
・六代目(2005年~2014年)
・七代目(2015年~)

マスタング内装
【初代】(1964年~1968年)
バランスの良い見た目と性能で、発売当初から売れ行きが伸びました。フォードでは「T型フォード」以来となる、歴史的なフォードのベストセラーカーとなりました。マスタングでは本体価格を抑え、数多くのオプションを設ける事により、幅広い層に受け入れられ驚異的な販売を確保しました。
発売初日のオーダーは22,000台発売、1ヶ月で10万台以上を販売、1年11ヶ月で100万台を販売と自動車に限らず産業的にも驚異的な大ヒットとなりました。
その後も年50万台以上を販売記録を続けました。
マスタングは、全長4,610mm×全幅1,732mm×全高1,375mmで、当時のアメリカ車としては、コンパクトなサイズとなっており、これが大きな魅力の一つともなっております。
ロングノーズ・ショートデッキで2ドアクーペとコンバーチブルの2種類となっておりました。
エンジンは「2.8L直6 OHV」「4.3L V8 OHV」「4.7L V8 OHV」の3種類で、それぞれ「3速MT」「3速AT」が設定されてました。
マスタングの初代は、色んな伝説を産み出した車業界の代表となる一台の伝説時代となりました。

初代マスタング
【二代目】(1969年~1973年)
初代よりも大型化され、ハイパワー化しての登場。「ファストバック」の名称から「スポーツルーフ」として名称を変更です。
レース用ホモロケーション(レーシングに参戦する事が出来る為に開発された仕様)であるBOSSシリーズも追加。さらにハイパワーモデルのmach1(マッハワン)を追加。mach1は1969年と1970年に428cu.in.CJ(コブラジェット)を搭載し、1971年には429cu.in.CJを搭載します。
「BOSSシリーズ」は、1969年と1970年に、「BOSS302」「BOSS429」の2タイプがあり、BOSS429には大きなHEMIエンジンを搭載させており、カタログ上のスペック表示は375馬力となってるが、実際は600馬力近く出ていたと言われております。
「mach1(マッハワン)」、アメリカの発音では「マックワン」。429cu.in.CJ(コブラジェット)7.0Lエンジンで、マスタングの中では最大の排気量にもなり、プレミアムスポーツグレードのマスタングです。
先代よりも大型化とハイパワー化によって、1970年代初頭に起きたオイルショックと重なってしまい、残念ながら消費者の低燃費指向の対応が出来ず、マスタングの売れ行きは低迷してしまいました。
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【三代目】(1974年~1978年)
フルモデルチェンジとなり正式名称は「マスタングⅡ」となります。
デザインはフォード傘下のデザインスタジオのイタリアのギアが担当。オイルショックにより、小型化、省燃費より、ボディサイズも縮小され、低燃費化となりました。アメ車御用達のV8エンジン搭載の設定もありませんでした。
スポーツモデルとして1976年に「コブラⅡ」、1978年に「キングコブラ」が追加されるがエンジンがパワーアップしたのではなく、キングコブラはコブラのイラストがピンストライプでボンネットに描かれる等、派手な外観であった。
【四代目】(1979年~1993年)
ヘンリーフォード2世との対立により、ここまでマスタングの開発に携わっていた、リー・アイアコッカが最後の開発指導の車両となる。
オイルショック後からの低燃費志向を受け、先代に引き続きボディの小型化は引継ぎ、FOXプラットフォーム(前部エンジン後輪駆動の形式)を採用し、マスタングで初のターボエンジン(2.3L直噴4気筒SOHC)を搭載します。
好景気によりハイパワー指向が復活した為、1984年にハイパフォーマンスモデルとして「VSO」が追加モデルとなります。
先代には設定されていなかったコンバーチブルモデル(オープンカー)も復活となります。
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【五代目】(1993年~2005年)
マスタングの精神である「速く」「楽しく」「手頃」を目標を掲げてました。
ライバルのシボレー・カマロも生産が途絶える等、苦しい時代ですが、同じセグメントの中で唯一、生き残りました。
制動、運転性能、衝突や横転などの安全性能を意識して強化して図られた。今までのマスタングとの一番の大きな違いになります。
ボディタイプも先代の3ドアハッチバックは廃止し、2ドアクーペとコンバーチブルの2タイプとなりました。ボディ形状は直線基調から一新し、曲線基調へと変化しました。
ボディサイズも先代からは一回り大きくなりました。
エンジンはベースグレード用に「3.8L V6 OHV(最高出力147ps/最大トルク29.8kgm)」、上級グレードのGT用に「4.9L V8 OHV(最高出力218ps/最大トルク39.4kgm)」が載りました。
トランスミッションは共に5速MTまたは4速トルコンATです。ブレーキは4輪ベンチレーテッド・ディスク式(ディスクローターの断面に風邪を通す穴が開いている為、冷却性の向上があり、ソリッド式よりも温度上昇が20~30%抑えられる)が採用となりました。
【六代目】(2005年~2014年)
生誕50周年も迎え、歴代よりも最大級の変化を遂げます。
初代を意識して内外装を作られ、大きな話題となる。先代の頃に消費者団体から指摘受けていた衝突安全性の不備も改善されました。過去のDNAは残しつつ、現代的な躍動感のある外観になっております。
インテリアは現代的に丸みを帯びた形状となってます。
リアサスペンションにマルチリンク式を採用し、今までリジット式(左右の車輪が車軸で繋がっているサスペンション形式)を導入していたが、50年の歴史から最大限の変化を遂げ、現代に求められる高い走りを追及し、四輪独立懸架(4輪が全て独立で動くサスペンション形式)となりました。
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【七代目】(2015年~現在)
先代よりも幅が少し大きくなり全高は少し縮小されました。初の右ハンドルも発売されました。
《シェルビー・マスタング》(Shelby Mustang)
フォード・マスタングをベースとしてチューニングカーとして指す特別車両のレースカー。シェルビーマスタングはいくつも製造・販売を手がけました。
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レース向けのチューニングカーで上位モデル、フラッグシップモデルとしてフォードから発売されております。

マスタング
《エレノア(Eleanoa)》
2000年に上映された60セカンズが名前の由来となっています。映画上で1967年シェルビーマスタングGT500が通称「エレノア」でした。
映画「60セカンズ」
2000年に公開されたアメリカ合衆国のカーアクション映画で、1974年「バニシングin60」のリメイク映画です。60秒で色んな車を盗み出す超高級車のカーアクション映画です。
1967SHELBY MustangGT500(エレノア)が一番メインで取り上げられているお勧めの映画です。
エレノアは、フォード・マスタングをベースにコンプリートカーです。
前期型:2006年~2009年
後期型:2010年~2012年
エアロパーツでLOW&WIDEのスタイル、ローダウンして専用ホイールを履かせ、映画劇中差の雰囲気を出しています。映画&アメ車好きには喉から手が出るほど欲しい一台になります。

マスタングエンブレム
マスタング最新情報
フェイスリフトを行い、よりシャープなフェイスとなり、さらに素敵な仕上がりになりました。最新マスタングの中身をご説明致します。
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マスタングのカスタマイズ
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最新マスタング
車両販売&各種パーツ
キャルウィング(CALWING)
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キャルウイングHP
http://www.calwing.com/
【マスタング】カスタムパーツカタログ
《パーツカタログこちら》(詳細ページclick)
キャルウィングは、輸入車総合ディーラーであり、カスタムパーツも豊富に取り揃えており、知識も豊富な老舗で、各著名人のファンも多くおり、日本を代表するショップです。カスタムにお困りの際は、キャルウィングに相談しましょう。
エアロキット
リバティウォーク(Liberty Wark)
リバティウォークHP
http://libertywalk.co.jp
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リバティウォークは、日本のみならず、海外セレブをも魅了し、世界中から高評価の支持をされている日本のカーチューンナップショップになります。リバティウォークのエアロキットをマスタングに取り入れ、周囲の視線を独り占めしちゃいましょう。
USAホイール
ザップラグナッツ(ZAPP LUGNUTZ)
ザップラグナッツHP
http://zapp-wheel.com/
「オシャレは足元から」と昔から言われるように、車も同様です。素敵な車をより輝かせるパーツはホイール履き替えです。ホイールを履き替えるだけでも全体像が変わります。

マスタング
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